SNSでよく見る“星読み”って何? 12星座占いとの違いと、人生に役立つ活用法を解説!

よくSNSでよく見かける「星読み」。

「星読みって結局どういうもの?」と不思議に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

「12星座占いのこと?」と考えている方もいるかもしれませんが、実は「星読み」と「12星座占い」には大きな違いがあります。

この記事では、その違いをしっかりと解説し、西洋占星術を活用し行く方法、自分に合わない占いから卒業し自分らしい人生をつかむためのヒントをお伝えしていきます。

まず、星読みと12星座占いの違いについてみていきましょう。

そもそも「星読み」ってなに?12星座占いとはどう違うの?

「12星座占いと星読み(西洋占星術)、結局どう違うの?」と思ったことはありませんか?

実は、両者は似ているようで大きな違いがあります。それを理解すると、より自分に合った占いを選ぶことができるんです!

  • 12星座占い → 毎日の運勢や性格をざっくり見るもの(雑誌やテレビの占いがこれ)
  • 星読み(西洋占星術) → 生年月日・時間・場所をもとに、より深くパーソナルな運命を読み解くもの

一方で西洋占星術は、あなた個人の「生まれた瞬間の星の配置(ホロスコープ)」をもとに占うので、より具体的で正確なアドバイスができます。

12星座占いとは

まず、12星座占いについて簡単に説明します。

毎日のニュースや雑誌、テレビで見かける「今日は〇〇座の人がラッキー」や「あなたの性格は〇〇座っぽい」という占いが、まさに12星座占いです。

この占いは、あなたの生まれた日に太陽が位置していた星座(太陽星座)をもとにしたものです。
例えば、「あなたは牡羊座だから、今日の運勢は〇〇」など、星座ごとの特徴に基づいた占いがされます。

ただし、この占いは個人の詳細な情報や深い分析は含まれていません。

実は、12星座占いは、星読み(西洋占星術)の中のごく一部のエッセンスを取り出したものにすぎません。

主に生まれた時に太陽が位置していた星座を基にした占いです。これは「太陽星座に特化した占い」と言えます。

星読み(西洋占星術)とは

それに対して、星読み(西洋占星術)はもっと深く、個別的な分析を行います。

西洋占星術は、あなたが生まれた瞬間の「惑星の配置」を基に占うからです。

ここでいう惑星の配置は、太陽だけではなく、月や水星、金星、火星など、太陽系にある10個の惑星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)の位置や、それらがどう関係しているか(アスペクト)、ディグニティ(惑星がどの星座にあると強く影響を持つかを示す)を考慮して読み解きます。

惑星の配置は、生まれた時間や場所によって、変わります。

この情報をもとに「ホロスコープ」と呼ばれる天球図を作り、あなたの性格や運命をより具体的に、そして個別に読み解いていくのです。

ホロスコープの例(2025年うお座新月時)

どうして「星読み」があなたに合った占いなのか?

12星座占いで使用される太陽は、確かに重要な惑星ではありますが、あくまで「10ページある自分のパンフレットの表紙」のようなものです。それだけでは、その人の深い部分をじゅうぶんに知ることはできません。

もし、もっと自分自身の本質や人生の方向性を知りたいのであれば、太陽以外の9つの惑星の位置や、それらの惑星同士の関係(アスペクトやディグニティ)を調べる必要があります。

星読み(西洋占星術)では、この細かい分析が可能です。つまり、星読みはより多面的で、個々の人生に寄り添った占い方法だと言えます。

その結果、より具体的で深いアドバイスを受けることができ、実生活に役立つアクションを取れるようになります。

より深く自分を知るための占いを活用しよう!「カスタマイズ星読み」とは?

星読み(西洋占星術)では、あなたの生年月日・出生時間・場所を基に鑑定が行われます。その際に使用する「ホロスコープ」は、まさに世界に一つだけのあなただけのオリジナルの天球図。天からのギフトを読み解くことで、あなたの個性や運命を深く知ることができます。

たとえば、実際の鑑定で、太陽星座が双子座であっても、同じ双子座でもまったく異なる結果が出ることがあります。ある人は「コツコツ積み上げていくことが運気を広げる才能を持つ」と言われ、別の人は「おおらかで楽しい、社交的なタイプ」と評価されるなど、同じ星座でも全く異なる人生のパターンが明らかになります。

星読み(西洋占星術)で具体的にどんなことがわかるのか?

また、星読み(西洋占星術)を活用することで、人生を好転させるための具体的な方法を見つけることができます。

たとえば、ホロスコープを通じて自分の強みを理解し、それを活かす仕事や趣味を見つけることができます。逆に、自分の弱みを知ることで、改善すべき点が明確になり、成長のチャンスを得ることも可能です。

12星座占いでは「牡羊座は積極的、勇気がある」といった単純な特徴が述べられますが、西洋占星術では、例えば「牡羊座の太陽が月とどんな角度を取っているか」によって、その人の感情の表現方法や家族との関係に与える影響まで知ることができます。

また、恋愛に関しても、よく「愛されるためには〇〇タイプの人が合う」といった一般的なアドバイスを耳にしますが、実は愛されるために必要な要素は人それぞれ異なります。

自分の本来の資質を知り、それを活かすことで、無理に自分を演じることなく自然体で愛されるようになり、より自分らしく生き生きと過ごせるようになります。

さらに、星読み(西洋占星術)は、ハウス1やルーラーシップ2を読み解くことで、恋愛や人間関係、仕事だけでなく、SNS集客や資産形成のヒントにも活用できます。つまり、星読み(西洋占星術)には、あなたの未来をより良くするための多くの示唆が含まれているのです。

自分に合わない占いから卒業!自分らしい占いを見つけるヒント

このように、星読み(西洋占星術)では、自分に合わない占いから卒業し、より自分らしい占いを見つけるためのヒントを得ることができます。

さらに、12星座占いのように「今日はラッキーデー」といった漠然とした運勢の話ではなく、星読み(西洋占星術)では、あなた自身のホロスコープを通じて今の時期にどんな運気が流れているかを詳しく知ることができます。例えば、特定の惑星があなたのホロスコープの特定のハウスに影響を与える時期に、重要な決断をすると、より良い結果が得られやすくなります。

その結果、「今は新しい挑戦をするべき時期」「今月は過去のことを整理するべき時期」といった、より具体的で実践的なアドバイスを得ることができるのです。

まとめ

このように12星座占いと星読み(西洋占星術)は似ているようで、実は全く異なる占い方です。

12星座占いが一般的で簡単なアドバイスにとどまるのに対し、星読み(西洋占星術)は個別のホロスコープを使って、より深く、あなたにぴったりなアドバイスを提供してくれます。

もし、これまで星読みが信じられなかったり、自分に合った鑑定を受けられなかったりした方でも、あなたの「生まれた瞬間の星の配置」をもとにした占いは、もっと具体的で実生活に役立つものになるでしょう。

自分に合った、より深い星読み(西洋占星術)を受けて、前向きに未来を歩んでいきましょう!

次回の記事では、星読み(西洋占星術)の具体的な活用例を、実例を交えながら紹介していきます。

注釈

  1. ハウスとは?
    ホロスコープには、12の「ハウス」と呼ばれる領域があります。それぞれのハウスが「仕事」「恋愛」「お金」「家族」「才能」など、人生のさまざまなテーマを表しています。たとえば、「7ハウス」はパートナーシップを表すため、恋愛や結婚に関する重要なヒントが隠されています。 ↩︎
  2. ルーラーシップとは?
    ルーラーシップとは、各ハウスを支配する惑星のことを指します。どの星座の支配星(ルーラー)がどこに位置しているかを分析することで、人生のテーマやチャンスがどこにあるのかを読み解くことができます。たとえば、金星が仕事を表す場所にあるなら、「好きなことを仕事にしやすい」といった傾向が見えてきます。 ↩︎
淡井みずたま
福井県小浜市在住の占い師。西洋占星術、ホラリー占星術、手相、タロット、数秘術、ルノルマン、吉方位による開運(祐気取り)を使用。 あなたの性質・才能に合った方法でお悩みを解決するために、星や手相、タロット等の力を借りて占います。 恋愛のご相談から、お仕事、開業日、お引越し、貯金・資産形成、ご家族関係や育児等、ご相談を承っております。 ご自身の持つ唯一無二の才能を開花させるために必要なことや、運気の波を味方につけてより高みに臨むために必要なヒントを発信中。

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