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春分図から読み解く2025年の流れと7月5日の予言について——西洋占星術で深掘り

2025年がどんな年になるのか——西洋占星術に興味がある方なら、一年の始まりを告げる春分図の影響が気になっているのではないでしょうか?

さらに、近年さまざまな予言や陰謀論の中で話題となっている『7月5日の大津波』。これが単なるデマなのか、それとも天体配置と何か関連があるのか、気になっている方も多いかもしれません。

今回は、春分図から今年一年の流れを読み解きつつ、7月5日の天体配置を考察し、何が起こり得るのかを占星術的視点で分析していきます。

目次

春分図とは?

春分の日は、西洋占星術では始まりの日といわれます。この日から太陽が12星座のトップのおひつじ座で始まる(太陽の通り道である黄道が0度になる)からです。

そんな黄道0度に到達した瞬間を記録した春分図は、「新しい一年のホロスコープ」として使われ、各天体の配置がその年のテーマや流れを示してくれます。

2025年の春分図をリーディングすることで、政治、経済、気候などさまざまな分野の動向が垣間見ることができます。

2025年の春分図から見える一年の流れ

まず東の地平線を表すASCからみていきましょう。ASCは天秤座です。

情報についてきちんと裏取りをしながら慎重に考え行動していくべき年になりそうです。その際、バランス感覚や協調性が重んじられそうです。

ASCは気候も現れるとされています。今年もアップダウンの激しい気候になりそうですね。とくに天秤座は風のサインですから、陽気な温かさに恵まれるような年になりそうです。

天秤座のルーラーは金星です。金星は水星とコンジャンクション(0度)&月と調和角(トライン)を形成しており、7室に在位しています。

7室は貿易や外交、同盟国などの関係の強い国との関係性を表します。金星は食糧生産や出産、女性活躍、品位などを表します。食料貿易に関する報道が活発化していて、それらに対して国民の注目も集まることを示唆しています。円安というのも一つの問題点だと思いますし、現在の物価高に関すること、安心して出産できる環境づくりと女性活躍のための労働者の雇用環境の改善などに国民の関心・注目が集まっていき、社会問題として大きく取りざたされるようです。

また、7室内には心理的な傷を表すキロンがはいっており、火星とスクエアということもあり、急進的な動きとして社会に噴出していくのかもしれません。

ただし、情報に関する取扱いに関しては少し注意が必要になってくるかもしれません。民意や国民生活を表す月は3室に在位しており、木星とオポジション(綱引き状態)をとります。楽観視して足元をすくわれることもある可能性があります。月は木星にレシーブされており、オポジションのアスペクトがある、つまりレセプションがある状態ですから、かなり強い結びつきです。出典な不明な情報に踊らされてしまうかもしれません。フジテレビから端を発したマスコミへの不信感から、YoutubeやTiktokといった別媒体の報道に踊らされるということがないように、とくに現在流布している情報の出典はどこなのか?慎重に情報を精査していく姿勢が大切になってくるでしょう。

特に国の動向として注目したいのは、太陽と海王星のタイトなコンジャンクションが6室で起こっていることです。

国家支配者を表す太陽が物事をあいまいにさせる海王星とぴったりと重なっています。国内政策としては、決定打となるような長期的な政策が打ち出せず迷走していく状況が続いていきそうです。実際、現在103万の壁を160万に変えるだとか、高額医療費制度に関することなどで国会は揺れていますが、こうしたことが今後も続いていくのでしょう。今後の政策の打開策としては、獅子座のルーラーが太陽で、獅子座は11室ということもあり、縦割りではなく横断的に政策のアプローチしていくことが求められるのだろうと思います。

また、太陽と海王星の二つの惑星は、5度前ルール1を踏まえれば外交や同盟国などの関係の強い国との関係性を表す7室にも足を踏み入れています2ので、関係の強い国・アメリカからの圧も感じられる年になりそう。というのも、急激な変化を表す天王星は、国際金融市場や海外経済、税金等を表す8ハウスに位置していることから、トランプ政権からの経済的要求から税制や国債などが変わっていくのかもしれません。関税の件で二重課税ではないかといわれていますが、そうしたことがより詰められて、海外(とくにアメリカ)からの圧で税制などの根本的なところが変わっていくのかもしれませんね。

春分図リーディングのまとめ

  • 2025年のASCは天秤座。天秤座はバランスや調和を重んじ、また風のサインでもあります。これからの一年、気候や人間関係、外交面でアップダウンが予想されると同時に、明るく温かいエネルギーが働くかも。
  • ASC天秤座のルーラーである金星が、7室で水星と月とのアスペクトを形成。7室は貿易や国際関係、同盟を示すため、食糧貿易、出産支援、女性活躍といったテーマが社会問題として注目される可能性があります。
  • 民意を表す月は3室に在位していること、MCが蟹座なことからも、情報に関しては慎重な取り扱いが必要になってきそう。出典な不明な情報に踊らされないように注意。
  • 太陽と海王星が6室でタイトにコンジャンクションしている配置は、国家のリーダーシップが不透明になり、長期的な政策決定が難航する可能性を示唆。横断的なアプローチや新たな視点が求められる一年となりそうです。

7月5日の大津波予言とは?

有名漫画家たつき諒さんの著書『私が見た未来』では、2011年の東日本大震災の予言が的中したこともあり、2025年7月5日に大災害が起こるとされています。

予言ファンの間では、今回の予言が偶然か、あるいは何らかの天体の影響があるのか、大きな話題になっています。

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西洋占星術的に見て、現実的な警戒は必要か?

占星術で実際に起こるのか?見てみましょう。

日時は、ネットで話題になっている2025年7月5日4時18分として設定し読んでいきます。

正直、大津波の予兆になるようなものは見当たりません。水害があるのであれば、4室に海王星が入っていてもおかしくないですが、4室は空っぽです。地震や天変地異が考えられる天王星や冥王星もありません。

一応ASCでどういう感じになるの?か見てみますが、ASC付近に木星と太陽がぴったりとくっついています。政権に対して非常に強い関心がうかがえます。

ASCは蟹座です。かに座のルーラーは月。月は5室に在位し、水星と冥王星がTスクエアになっています。(レセプションはありません。)

国内経済に関する世論と国際経済におけるグローバルな波が拮抗していくような状況のせいで非常に苦しく、お互い一歩も引かないような状況になっていくのかもしれません。月が5室というのも気になります。あまりにも厳しい状況のせいで国民生活としては、一人で黙々と楽しめるような娯楽に逃げるのかもしれません。

また、そうした海外経済の波が、政権に対しても直撃していきます。

冥王星に対して、海王星・土星と金星が小三角を形成します。10室で海王星と土星のタイトなコンジャンクションがみれますが、これらに対して政権が迷走し長期的な施策が打てないような状況が読み取れます。そこから、「7月に総選挙があるのでは?」といわれていますが、実際に政権交代が起こったり、政治に大きな関心が向けられていくことが読み取れます。

7月5日の予言のまとめ

このように、実際に2025年7月5日(午前4時18分頃)の天体配置をチェックしてみると…

これらの配置から、急激な大災害よりは、国内外の経済や政治が大きく揺れ動く一年になる可能性が高いと読み取れます。 

大津波の直接的な予兆は見受けられません。

水害や地震を示唆する天王星や冥王星の配置も特筆すべきものではなく、むしろASC付近で太陽と木星が重なり、政権や社会の動向に影響があるようです。

最後に

大津波の予言そのものは目立ちますが、占星術的リーディングでは大災害の直接的な兆候は見られません。

その代わり、社会全体が急変する可能性があるため、正確な情報のチェックと冷静な判断が求められる年になりそうです。

そうはいっても、どう行動するといいのか……悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

春分図とあなた自身のホロスコープを重ね合わせることで、どんな一年になるのか、もっと具体的に見えてきます。

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星の流れを理解することで、変化に対応するためのヒントが得られ、未来への一歩を踏み出す手助けになるはずです。鑑定にご興味のある方はコチラからお問い合わせくださいね。

注釈

  1. アパートの家の中までは侵入していないっていないが、共同の廊下や敷地内には侵入している状態のこと。ハウスカスプが家の玄関扉としたら、その手前の軒先であってもその家にいるといえることから ↩︎
  2. カスプの5度前ルールもあるが、私はハウス読みの際、サインのほうを重視するため、太陽と海王星は6室を中心として読んでいます。カスプ切り替わりのサインからみれば5度前に入っているものの、サインの切り替わりのほうが大きなインパクトがあること、古典ではホールサインシステムが主として用いられることから。そのため、5度前もすこし考慮して7室に入っていると積極的には読まず補足的に書いています ↩︎

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この記事を書いた人

福井県小浜市在住の占い師。西洋占星術、ホラリー占星術、手相、タロット、数秘術、ルノルマン、吉方位による開運(祐気取り)を使用。
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