2025年5月27日12:02頃、双子座で新月を迎えます。
今回の新月は、「知的好奇心」「新しい学び」「人とのコミュニケーション」に焦点が当たります。
この記事では、新月図全体から読み取れるエネルギーを、少し本格的にリーディングしていきます。
- 星の配置を通して、いま社会や私たちの中に流れているテーマは何か。
- そして、どんな意識や行動がこの新月の追い風になるのか。
あくまで一つのヒントとして、あなた自身の感覚や経験にフィットする部分を、自由に受け取ってもらえたらうれしいです。
双子座新月の力を活かすヒントを知りたい方へ

今回の新月図から読み解く全体の流れ
今回のリーディングでは、
新月(太陽と月)の位置を中心に、ホロスコープ全体の流れを読み解いていきます。
天体の配置バランス
まず、ホロスコープ全体の天体の配置バランスを見てみましょう。

今回の新月図では、圧倒的に上側(MC側)に天体が集中しています。
天体の偏りを見ると、
- 上側(MC側)に大きく偏り
- 下側(IC側)には天体がほとんどない配置
特に注目したいのは、新月(太陽と月)の位置です。
今回は、チャート上では太陽と月は9ハウスの終わり、MC(10ハウスのカスプ)の約5度手前にあります。
占星術の「5度前ルール」では、カスプ直前5度以内の天体は“次のハウス”の影響を強く受けると考えられています。
イメージとしては――
9ハウスという“お部屋”から一歩踏み出して、もう10ハウスの玄関先に立っているような状態。
マンションなら、共有スペースの廊下で玄関のチャイムを押そうとしている、まさにそのタイミングです。
つまり、“見た目は9ハウス”だけど、実際には10ハウスのテーマが色濃く表れる状況です。
このため、
今回の新月は「社会的な場面」「キャリアや目標」「公の自己表現」――10ハウスらしいテーマが強く強調されていると言えるでしょう。
今回の新月図におけるASCの意味
今回の新月図では、アセンダント(ASC)が乙女座に位置しています。

乙女座のASCは、双子座とは違って「情報」や「知識」をただ集めるだけでなく、きちんと整理し、分析していくことが大きなテーマになります。
受け取ったものを自分なりに仕分けたり、本当に必要なものかどうかを見極めたり――
“冷静さ(コールド)”と“現実的な視点(ドライ)”で、切り分けて考えていく力が問われるタイミングです。
また、乙女座は「内省」や「セルフチェック」にも深く関わるサイン。
今回の新月図では、
- やみくもに動き回るよりも、
- じっくり内側を見つめて、本当に必要な情報・選択を厳選していく
- 細やかに帳面(ノート)を見直すような、「見落としをなくす」「丁寧に棚卸しする」イメージ
がとても大切になります。
タロットでいえば「隠者(The Hermit)」のように(※隠者は占星術で乙女座と対応)、
外からの刺激に振り回されず、
一度じっくり内省する時間を持つこと
それが、今回の新月を自分らしく活かす大きなヒントになりそうです。
今回の新月図で注目したい配置
今回の新月図では、特にいくつかの印象的なアスペクトが形成されています。
それぞれの配置が示すテーマを、順番に読み解いていきましょう。
新月と水星|言葉のパワーが社会に届くとき

今回の新月では、
双子座 10ハウスの 新月 に対し、水星がコンジャンクション0度を形成しています。
なおかつ、今回の新月(太陽・月)は、ドミサイル(双子座)の水星にしっかりレシーブされいるため、通常より強いレセプション(結びつき)が生じています。
そのため、今回の新月は、言葉や発信がいつも以上に社会的に届きやすいときです。
あなたの思いや考えを自信を持って表現してください!
ただ、いつもより“注目”が集まる分、反響も大きくなりやすいので、
誰かを傷つけないか・誤解を招かないかだけはいつも以上に意識しましょう。
基本は“あなたらしい発信”が幸運を呼び込む流れです
新月と土星|積み重ねた努力が“現実”になるとき
さらに、太陽と月は牡羊座7ハウスの土星とセクスタイル(60度)を形成しています。

この土星は太陽からレシーブ(エグザルテーション・高揚)されていて、太陽と土星の間には、強い信頼とサポートの結びつきが生まれています。
この配置がもたらすのは、
- 「コツコツ努力してきたことが、社会的な場面でしっかり“評価”される」
- 「人間関係やパートナーとの信頼・誠実さが、そのまま仕事での成功や地位アップに直結する」
- 「“こうなりたい!”という意志が、現実的な行動力と結びつき、どんどん成果になっていく」
といった流れになります。
イメージとしては、土星が太陽という“スポットライト”でキラキラと照らされているような状態。
これまでコツコツ積み上げてきた人間関係や信頼は、これからしっかり仕事や社会的な成果につながります。
“自分らしく発信する力”と“周りの信頼”がタッグを組むことで、今まで以上に評価されやすい時期といえるでしょう。
“やると決めたこと”に自信を持って進めば、きっと花開いていけるはずです。
新月と冥王星|評価と違和感が交差する
さらに、太陽・月は水瓶座5ハウスの冥王星とトライン(120度)を形成しています。

同じ風のサイン同士なので、本来ならばスムーズに流れが生まれやすい配置です。
ただし、この冥王星は太陽に対してデトリメントの状態にあり、
「本来の力や“自分らしさ”を発揮しにくい・どこか居心地が悪い」という特徴も帯びています。
得意なことや情報発信などで社会的に評価されているのに、「これでいいのかな…」「本当にやりたいことは他にあるのかも」と、どこか心の奥で小さな違和感や迷いを感じやすい時です。
周囲からは「すごいね」と褒められても、本人の中では「本当の自分はこれだけじゃない」と思うこともあるかもしれません。
ただ、現実的には自分のスキルや情熱を社会の中で発揮することで、大きな評価や成功にもつながりやすい流れです。
本気で好きなこと、知的な遊びや“情報を深めること”を大切にすると、自然とキャリアや人間関係の中でも、あなたらしい輝き方が見つかるはずです。
まとめ|今回の双子座新月から受け取るメッセージ

今回の双子座新月は、
「言葉・情報・発信を通じて、社会との関わりを広げ、自分らしい新しい風を取り入れるタイミング」であることを、ホロスコープ全体が静かに語りかけています。
流れを整理すると……
- どんな情報や刺激も、いったん自分なりに整理・分析することが大切に
(ASC乙女座) - 言葉や情報が社会に届きやすい
(新月・水星の強い結びつき/MC付近集中) - コツコツ積み上げた努力や信頼が“社会的な評価”に結びつきやすい
(土星との調和) - 好きなことや得意なことを通して自然と社会で輝く一方で、「本当にこれが自分のやりたいこと?」という小さな問いも浮かびやすい
(冥王星トラインの違和感)
──こうした流れがはっきりと浮かび上がってきます。
この新月期に求められているのは、
ただ情報に流されることや、周りの評価だけを追いかけることではありません。
- 「自分が本当に伝えたいことは何か」
- 「どんな人たちと、どんな場所でつながっていたいのか」
- 「社会の中で自分の個性や情熱をどう活かしたいのか」
……そんな問いに、時に立ち止まり、言葉を丁寧に選びながら向き合っていくこと。
新しい知識や出会いを楽しみつつも、心のどこかで“自分らしさ”や本音にもちゃんと耳を傾ける。
そのバランスが、この双子座新月を活かす大きなヒントになります。
焦らず、迷いがあっても大丈夫です。
あなたの“好奇心”や“伝える力”を信じて、軽やかに、でも誠実に、新しい一歩を踏み出してみましょう。
今回の双子座新月の力を活かして、社会の中で、そしてあなた自身の世界の中で、自分らしい「新しい風」を取り入れていきましょう!
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